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メニュー:豚汁、リンゴジュース

道具:鍋,包丁,おたま,まな板,コンロ,カップ,割り箸

材料:豚肉,大根,人参,ゴボウ,こんにゃく,ネギ

 

menu:pork miso soup,apple juice

tool:pot,kitchen knife,soup ladle,cuttingboard,stove,cup,disposable chopsticks

ingredient:porl,radish,carrot,burdock,konnyaku,green onions

私達の間で、かつての状況ほど、ポピュリズムという言葉に見られる 排他的、孤立主義的な風潮は問題視されなくなっているように私は感じる。 そうした発言や過激な態度も、もはや単なる話題として当然に扱われ、まるで私達はそれを受け入 れてしまったかのようだ。

 

社会状況が困難な行き詰まりを見せ、人々が切迫したとき、自己保身のために都合の悪いものは切り離す。 選択肢はそれしかないのだろうか。

 

この実践は、そうした社会状況と関連して"寛容であること"について考察する。 かつてニュースなどで問題にされていたような、政治的なフェーズでの、あの言葉や態度が、 いつの間にか私たちの身に迫ってきて特別なことではなくなり、身近な人が身近な人を 無慈悲に切り離すことの連鎖と社会の正当化を私は危惧している。 不都合な人間をただ切り離すことは簡単である。

 

TAKIDASHI―炊き出しは日本で困窮者に対してなされるボランティアとして知られているが 例えばそれは被災した地域の方々や、日雇い労働者、路上生活者に対して行われてきた。 ミーティングの会場にも利用した自身のスタジオで、その炊き出しを行った。 対象は来場者だけではなく、道行く人などにも声をかけ、建物の中で豚汁とジュースを振舞った。

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© 2021 by Satoshi Haruki.

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